あるお母様より、娘さんがイヤイヤ期を迎えられ対応に困っているというご相談を頂きましたので、“イヤイヤ期”について書いていこうと思います👩💻
2歳前後で訪れる“イヤイヤ期”🧩
対応に苦戦してみえる親御さんも多いかと思います。
でも、“イヤイヤ期”は子どもにとって大きな成長過程の1つです👦🧒
言葉が分かるようになってきて(まだあまり話せなくてもコチラが言っていることはだいたい理解できる)、全て大人の言いなりになるのではなく、自分の意思表現や主張がしっかりとできるようになった証です◎
また、大人への愛情確認でもあるので、大人が困ると分かっていることに対して『イヤ🙁』と言います🤭
自分の主張がどこまで受け入れてもらえるか試しているんです。
ココで大人が無視や放ったらかしにしてしまうと、子どもはとても傷つき、自己否定されたと感じ今後の人格形成にも影響してきます。
“イヤイヤ期”の対応ポイントは、
子どもの意思を尊重する。
でも、本当にいけないことは叱る。
ここからは、私が保育士をしていた時に実際に行っていた“イヤイヤ期”の対応実例をご紹介していきます🙂
ごはんを食べるのが“イヤ”な時
私 :『ごはん食べないの??食べないと遊ぶ元気でないよ🙄??』
子 :《顔を左右にブンブンふる🙁》
私 :『じゃぁさ、まずはこの“おいも”だけ食べてみようよ🤗』と《小皿に“おいも”だけ乗せる》
私 :『この“おいも”食べられたら先生が次の“おかわり”あげるね😉』
子 :《“おいも”を食べる🍽》
私 :『すごーい👏“おいも”食べれたね✨次は何“おかわり”する??』
子 :《次に食べたいものを指差す☝🏻》
私 :『“おかわり”どうぞ☺』と《子が指差したものを小皿に乗せる》
あとは“おかわり”の繰り返しですが、繰り返すうちに子も食べるペースがのってきますので、私はしれーっと小皿に乗せる“おかわり”の1回量を増やしていき、完食🤗✨
<<< この対応のポイント💡 >>>
①“おかわり”という言葉を使うことで、子どもに『おかわり?!なんだか楽しそうだな😳!』と気持ちを切り替えるきっかけを作るところ🤗
②『すごーい👏“おいも”食べれたね✨』と褒め、“やる気スイッチ”を入れるところ☺
③『次は何“おかわり”する??』と子どもに選択権を与えるところ🥰
オムツを替えるのが“イヤ”な時
私 :『おトイレ行こー🤗』(トイレのフローリングスペースへ、オムツ替えに行くこと)
子 :『イヤぁー😫』
私 :『そっかぁ。◯◯くんはオムツ替えるのイヤなのかー。』
子 :『イヤぁ、イヤぁ、イヤぁ…』(体を揺すってジタバタして全身でイヤをアピール)
私 : “しばらく横目で様子を見つつ、先に他の子のオムツを替える”(目が合うと『イヤぁ😫』と言われる)
私 : “他の子のオムツ替えが終わる”『◯◯くん、おトイレ行く気分になりましたかー??』
子 : “顔をブンブン左右にふる”
私 :『あれっ?!◯◯くんのオムツどこだっけ??先生分からなくなっちゃった😵🙌◯◯くん分かるー??』(←突然🤭)
子 :『うん🙄』(←ちょっと拍子抜け)
私 :『ホントー😳✨先生に教えてほしいなー🥺✨』
子 “自分のオムツの棚へ行き、指を差す”
私 : “子に付いていく”『コレかー!〇〇くんありがとう💓』
私 :『〇〇くん、どのオムツがいーい☺??』“子に好きな絵柄のオムツを選ばせる”
子 :『コレー。』“好きな絵柄のオムツを指差す”
私 :『いいねー✨コレ履こっか😉✨』
子 : “うなずく”
私 :『先生がお手伝いしてもいーい??』
子 : “うなずく”
私 : “子に色々話しかけながらオムツを替える”
<<< この対応のポイント💡 >>>
①『そっかぁ。』とまずは子の思いを否定せず受け入れるところ😌
②しばらく様子を見る時間を作り(無視や放置ではない)先生は自分都合で無理矢理オムツ替えをしないと感じてもらうところ☺
③『先生分からなくなっちゃった😵🙌』と突然言うことで、子の頭の中を“オムツを替える”から“先生のピンチ”に切り替えさせるところ😉
④『先生に教えてほしいなー🥺✨』と子を頼りにし、先生に“やってもらう”ことばかりでなく、自分(子)が“やってあげる(教えてあげる)”立場になることで、人として対等であることを感じてもらうところ☺
⑤『どのオムツがいーい☺??』『先生がお手伝いしてもいーい??』と子に自分の意思を述べる機会を与え、子どもの意思を尊重するところ🤗
“イヤイヤ期”の対応実例、読んで頂くと、なんとなく対応のコツがお分かり頂けたのではないでしょうか😉??
また他の実例も書いていけたらと思っています🤗
※この対応が全てのお子様に効果があるとは保証できませんのでご了承下さい😌